iPhoneを売る前にやること9選!初期化方法や買取価格を上げるコツ

iPhone付属品

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長年連れ添ったiPhoneを売却し、新しいモデルへ買い換えるのはワクワクしますよね。しかし、売却準備を疎かにすると、個人情報の流出や「買取不可」という最悪の事態を招く恐れがあります。

iPhoneは中古市場でのリセールバリュー(再販価値)が非常に高いデバイスです。適切な処置を行うだけで、査定額が数千円単位で変わることも珍しくありません。

この記事では、iPhoneを売る前に必須となる操作と、査定額を最大化するための具体的なポイントを分かりやすく解説します。

検証環境:iPhone 8 / iOS 15.3.1
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。

iPhoneを売る前にやること9選

この章では、iPhoneを売る前に実行してほしい具体的な手順を解説します。単に「データを消す」だけでなく、次の持ち主が問題なく使える状態にしつつ、ご自身のプライバシーを完全に守るための重要な内容をまとめました。

iPhoneを売る前にやること
  1. バックアップを取る
  2. iCloudからサインアウトする
  3. 「iPhoneを探す」をオフにする
  4. Apple Pay(Suica/PASMO含む)を削除する
  5. iPhoneを初期化する
  6. SIMカードを抜く/eSIMは削除する
  7. Apple Watch / AirPodsなど周辺機器のペアリング解除
  8. ネットワーク利用制限を確認する
  9. 本体の掃除・付属品の確認・充電

1. バックアップを取る

最も優先すべきは、写真や連絡先、アプリの設定などを新しい環境へ引き継げる状態にすることです。

現在は「クイックスタート」を使って新旧端末間で直接データを移す方法が主流です。しかし、万が一のトラブルに備え、iCloudやPCへのバックアップも必ず行っておきましょう。

バックアップには、主に次の2つの方法があります。

iCloudを使用する方法

「設定」アプリから自分の名前をタップし、「iCloudバックアップ」をオンにして「今すぐバックアップを作成」を押します。Wi-Fi環境があれば、どこでも手軽に実行できるのがメリットです。

PC(Mac/Windows)を使用する方法

FinderやiTunesを使ってローカルに保存します。大容量の動画データがある場合、iCloudの容量不足を気にせず保存できる点が魅力です。

データ移行が完全に完了するまで、元の端末を初期化するのは待ってください。特に銀行系アプリやワンタイムパスワードなどの認証アプリは、個別に移行作業が必要なケースが多いため注意が必要です。

2. iCloudからサインアウトする

初期化の前に、必ず「iCloudからのサインアウト」を行いましょう。これは、自分のApple IDと端末の紐付けを解除するために不可欠な工程です。

サインアウトを忘れて初期化すると、後述する「アクティベーションロック」が解除されません。そうなると、次に手にした人がそのiPhoneを使えない状態になってしまいます。

サインアウトの手順

1「設定」アプリを開き、ユーザ名 → 下にスクロールしてサインアウトをタップします。

サインアウト

2Apple IDのパスワードを入力し、オフにするをタップします。

Apple IDのパスワード入力

3右上のサインアウトをタップします。「本当によろしいですか?」と表示されるので、もう一度サインアウトをタップします。

サインアウト
MEMO

データのコピーを残すか聞かれますが、iPhoneを売ることを考えると、コピーを残す必要はありません。

ここでApple IDとの連携を断つことで、メールや写真、iCloud Driveなどの個人データへのアクセス権が端末から完全に削除されます。

3. 「iPhoneを探す」をオフ

売却時の大きな障壁となるのが「アクティベーションロック」の解除漏れです。これは盗難防止機能ですが、オンのままだとショップ側で初期設定ができず、買取拒否やジャンク品扱いになります。

通常、iCloudからサインアウトすれば自動でオフになりますが、通信環境により反映されない稀なケースがあります。必ず以下の画面で再確認してください。

手順

1「設定」アプリを開き、ユーザ名探すの順にタップします。

iPhoneを探す

2iPhoneを探すをタップ。続けて、iPhoneを探すのスイッチをタップします。

iPhoneを探す

3Apple IDのパスワードを入力し、オフにするをタップすれば完了です。

iPhoneを探すオフ

もし遠隔で解除が必要になった場合、iCloud.comからの操作が必要になり非常に手間がかかります。必ず手元にあるうちに完了させましょう。

4. Apple Pay(Suica/PASMO含む)を削除する

日本国内のユーザーが特に注意したいのが、SuicaやPASMO、WAONなどの電子マネーです。これらは端末内に「残高」という実体があるため、特別な操作が必要です。

特にSuicaやPASMOは、「1枚のカードは同時に1つのデバイスにしか存在できない」というルールがあります。旧端末から削除(サーバーへ退避)しない限り、新端末で再発行ができません。

具体的な手順
  1. 「ウォレット」アプリを開く。
  2. 移行したいカードを選択。
  3. 詳細ボタン(…マーク)から「カードの詳細」を選択。
  4. 画面下部の「このカードを削除」をタップ。

「削除」といっても、残高が消えるわけではありません。データがAppleのサーバーへ預けられた状態になるだけです。新端末で同じApple IDを使えば、すぐに残高を引き継いで再追加できます。

5. iPhoneを初期化する

すべての準備が整ったら、端末を工場出荷時の状態に戻す「初期化」を行います。

実行すると後戻りはできません。必ず「新端末への移行が完全に終わっていること」を確認してから進めてください。

初期化の手順

1「設定」アプリを開き、一般 → 下にスクロールして転送またはiPhoneをリセットの順にタップします。

転送またはiPhoneをリセット

2すべてのコンテンツと設定を消去をタップ。続けるをタップします。

すべてのコンテンツと設定を消去

ここで「すべての設定をリセット」と間違えないよう注意してください。売却時には、画面に多言語で「こんにちは」や「Hello」と表示される状態にする必要があります。

この操作により、もしApple IDのサインアウトを忘れていてもパスワード入力を求められます。セキュリティ上の「最終確認」としても有効な手順です。

6. SIMカードを抜く/eSIMは削除する

物理SIMカードを使っている場合は、側面のSIMスロットに専用ピンを差し込み、カードを抜くのを忘れないでください。意外と多いのが、初期化に気を取られて電話番号が紐付いたSIMカードを入れたまま発送してしまうケースです。

取り出し方は、「bitWave編集部」の動画を参考にしてください。

最近普及している「eSIM(デジタルなSIM)」の場合は、物理的な抜き取り作業はありません。その代わり、初期化の途中で「eSIMを保持するか削除するか」を問われる画面が表示されます。

  • 売却する場合: 必ず「eSIMを削除」を選択してください。
  • プランを継続する場合: 新端末での再発行手続きが必要です。事前に通信会社のマイページ等で手順を確認しておくとスムーズです。

eSIMを消さずに初期化すると、次の利用者が設定する際にエラーが出る可能性があります。買取店によっては減額対象になることもあるため、ソフトウェア上の「抜き取り」も確実に行いましょう。

7. Apple Watch / AirPodsなど周辺機器のペアリング解除

iPhoneを初期化する前に、周辺機器との接続も整理しておきましょう。特にApple Watchを使っている方は、iPhone側の「Watch」アプリからペアリングを解除することが必須です。

Watchアプリから解除操作を行うことで、自動的にApple Watchの最新バックアップがiPhone内に作成されます。これにより、新しいiPhoneでも時計の設定やヘルスケアデータをそのまま引き継げます。

また、AirPodsなどのBluetooth機器も、設定の「Bluetooth」から「このデバイスの登録を解除」を行っておくのが理想的です。特に「探す」ネットワークに対応した最新機器は、登録を解除しないと新しい持ち主の元で「以前の所有者の持ち物」と通知が出てしまうことがあります。

8. ネットワーク利用制限を確認する

中古売却において、査定額に最も大きく影響するのが「ネットワーク利用制限」のステータスです。これは、キャリアで購入した端末の分割払いが滞った際などに、通信機能にロックがかけられる仕組みです。

自分の端末の状態は、各キャリアの確認サイトに「IMEI(製造番号)」を入力すれば判別できます。IMEIは「設定」>「一般」>「情報」から確認可能です。

判定意味と売却への影響
完済済み。最も高く売れ、どこでも買い取ってもらえます。
分割払い中。一部の店舗では減額や買取不可になる場合があります。
×利用制限中(赤ロム)。通常の買取店ではまず買い取られません。

もし判定が「△」でもフリマアプリ等で売却は可能ですが、購入者とのトラブルになりやすいため注意が必要です。可能な限り残債を精算し、「〇」の状態にしてから売るのが高く安全に売るための鉄則です。

9. 本体の掃除・付属品の確認・充電

最後に、物理的なコンディションを整えます。買取店のスタッフも人間ですから、パッと見の第一印象が査定額に影響を与えることは少なくありません。

まずは柔らかい布で指紋や汚れを丁寧に拭き取りましょう。スピーカーの穴や充電コネクタ付近のホコリは、爪楊枝やエアダスターで優しく取り除くのがおすすめです。ただし、アルコールを直接吹きかけるのは厳禁です。画面のコーティングを傷めたり、内部浸入による故障の原因になったりします。

併せて、以下の付属品が揃っているか確認してください。

  • 外箱(モデル名が一致しているか)
  • 充電ケーブル(未使用ならプラス査定の可能性あり)
  • SIM取り出しピン、説明書

また、意外と見落としがちなのが「充電」です。動作確認時に電池が切れていると、査定に余計な時間がかかってしまいます。スムーズな取引のためにも、80%程度の充電を済ませてから梱包するのがスマートなマナーです。

iPhoneを売る前のやり忘れあるある

入念に準備したつもりでも、いざ買取店や発送の段階になって「これ、どうすればいいんだっけ?」と手が止まるケースは少なくありません。

iPhoneはセキュリティが非常に強固なため、手順を飛ばすと後から修正するのが困難な場合もあります。ここでは、多くのユーザーが陥りがちな「やり忘れ」の事例と解決策をまとめました。

「iPhoneを探す」がオフにできない原因と対処

最も多いトラブルが、設定画面で「iPhoneを探す」をオフにしようとしてもエラーが出る、あるいはパスワードが通らない現象です。

最近特に増えているのが、iOS 17.3から導入された「盗難デバイスの保護」機能による影響です。この機能がオンだと、自宅や職場などの「使い慣れた場所」以外では、重要な設定変更に1時間の待機時間(セキュリティ遅延)が発生します。

  • 対処法: 「盗難デバイスの保護」をオフにするか、自宅など信頼できる場所で再度操作を試してください。
  • パスワードを忘れた場合: 無理に何度も試さず、速やかにApple公式の「iforgot.apple.com」からリセットを行いましょう。

また、通信環境が不安定だと設定が反映されません。必ず安定したWi-Fi環境下で操作を完了させるのが確実です。

初期化したのに売れない?

「工場出荷状態に戻したから大丈夫」と店へ持っていったのに、「ロックがかかっているので買い取れません」と言われることがあります。これは、「初期化」と「アカウントのサインアウト」を混同しているために起こるミスです。

PC(MacやWindows)に接続して強制的に初期化を行うと、端末内のデータは消えます。しかし、Appleのサーバー側では「あなたのiPhone」という紐付けが残ったままになります。これがアクティベーションロックの正体です。

防ぐためには、初期化前に必ず設定画面から「サインアウト」を完了させてください。もし手元に端末がない状態でロックが判明した場合は、ブラウザからiCloud.comへログインし、「デバイスを探す」一覧から該当のiPhoneを削除すれば、遠隔で解除可能です。

Suica・PASMOを消し忘れた・移せない時の考え方

交通系ICカードの移行漏れは、後から気づくと非常に厄介です。iPhoneのウォレットに入っているSuicaやPASMOは、旧端末から「削除(サーバー退避)」しない限り、新端末で同じカードを呼び出せません。

もし削除を忘れて初期化してしまった場合は、以下の手順を試してください。

  • 解決のヒント: 新端末のウォレットアプリで「カードを追加」>「交通系ICカード」>「Suica(またはPASMO)」と進み、以前のカードが表示されるか確認しましょう。
  • メンテナンス時間に注意: 交通系ICのサーバーは、深夜1時前後から早朝5時前後までメンテナンスに入ります。この時間帯は削除も追加もできないため、日中の作業がおすすめです。

どうしても解決しない場合は、各サポートセンターへ連絡し、旧端末の情報を抹消してもらう手続きが必要になります。

LINE・認証アプリ・ゲームの引き継ぎ忘れ

iPhone全体のバックアップとは別に、個別設定が必要なアプリの代表格が「LINE」や「2段階認証アプリ」です。

アプリの種類引き継ぎ忘れによる主な影響
LINEトーク履歴の消失、アカウントへの再ログイン不可
認証アプリ各サイト(SNS、証券口座等)へログインできなくなる
ソーシャルゲーム運営への問い合わせが必要になり、復旧まで数日〜数週間かかる

特に「Google Authenticator」などの認証アプリは要注意です。旧端末が手元にあるうちに「アカウントの移行・書き出し」を行わないと、連携しているすべてのサービスでログインが拒否される致命的な事態になりかねません。

売却直前には、主要アプリを新端末で立ち上げ、ログインまで完了していることを必ず確認しましょう。

eSIMの削除を忘れるとどうなる?

eSIMは目に見えないため、消去を忘れがちです。情報が残ったまま他人に渡ると、設定画面から電話番号の断片などが見えてしまうリスクがあります。

基本的には、iPhoneの初期化(すべてのコンテンツと設定を消去)の過程で「eSIMを削除するか」の確認メッセージが表示されます。ここで「すべてを消去してeSIMを削除」を選択していれば問題ありません。

もし削除し忘れた場合でも、新端末でeSIMの再発行を行えば旧端末側は無効化されます。しかし、防犯上の観点から「設定」>「モバイル通信」から手動でプランを削除しておくのが最も安全です。

iPhoneを売る前にやると査定が上がりやすいこと

iPhoneは数あるスマホの中でも、リセールバリュー(再販価値)が圧倒的に高いデバイスです。

しかし、ただ店に持ち込むのと、少し工夫をしてから持ち込むのとでは、受取金額に数千円から1万円以上の差がつくことも珍しくありません。本体のポテンシャルを最大限に引き出し、1円でも高く売るためのテクニックを紹介します。

付属品をそろえる(箱・ケーブル・説明書)

中古品を購入する側の視点に立つと、新品に近い状態であるほど安心感が増します。そのため、購入時の「外箱」や「純正ケーブル」が揃っていると、査定額アップの大きな要因になります。

特に以下のアイテムがあるかチェックしましょう。

  • 純正の外箱: モデル名やシリアル番号が一致しているもの。
  • 純正ケーブル: 未使用品であれば、さらに評価が高まります。
  • SIM取り出しピン・説明書: 揃っていると「大切に扱われていた」という好印象を与えられます。

最近のモデルには電源アダプタが付属しませんが、以前のモデルを売る際に残っていれば一緒に持ち込みましょう。買取店によっては「付属品完備」でボーナスを上乗せしている場合もあります。

掃除・保護フィルム・ケースの扱い

査定スタッフは外観をランク分けする際、単なる汚れを「傷」と誤認しないよう細心の注意を払います。こちらでも事前に清掃しておくのがマナーです。

  • 端子とスピーカーの清掃: ホコリが溜まっていると「動作不良のリスクあり」と判断される恐れがあります。エアダスターや爪楊枝で優しく取り除きましょう。
  • 保護フィルムは剥がすべきか: 店舗査定では液晶の状態を確認するため、剥がすよう求められます。ただし、フリマアプリなら「画面保護のため貼ったまま発送します」と記載すれば、購入者へのアピール材料になります。

ケースも売却直前まで装着しておき、不意の落下傷を防ぎましょう。発送や持ち込みの瞬間に外し、本来の美しいボディをアピールするのがコツです。

SIMロック解除で売却先を広げる

iPhone 13シリーズ以降は原則としてSIMフリーですが、それ以前のモデルをキャリアで購入した場合は「SIMロック」がかかっている可能性があります。このロックを解除して「SIMフリー化」することは、査定額を上げる最も効果的な手段の一つです。

状態特徴とメリット
SIMロックあり特定のキャリアでしか使えず、買い手や買取店が限定される
SIMフリー(解除済)全ての格安SIMや海外でも利用可能。査定額が数千円アップしやすい

多くのキャリアでは、Web上のマイページから無料で手続きできます。店舗へ行くと手数料がかかる場合があるため、自身のスマホやPCから操作を済ませておきましょう。

ベストな売るタイミングを逃さない

iPhoneの価値は時間とともに下がりますが、急激に価格が動くタイミングが2つあります。

  1. 新型iPhoneの発売前後(9月〜10月): 新型モデルが登場すると、旧モデルの相場は一気に下がります。買い替えを決めているなら、新型発表直前の「8月頃」に売却の目処を立てるのが高値で売り抜けるコツです。
  2. 春の進学・就職シーズン(3月〜4月): 中古需要が高まるため、買取店が「買取強化キャンペーン」を実施しやすい時期です。

「いつか売ろう」と放置するとバッテリーの劣化が進み、逆に価値を下げてしまいます。「使わない」と決めた時こそが、その端末にとっての最高の売り時です。

iPhoneはどこで売るべき?買取店とフリマアプリの比較

売却準備が整ったら、次は「どこで売るか」を決めましょう。選択肢は大きく分けて、買取専門店、フリマアプリ、公式下取りの3つがあります。

何を優先するかで選ぶべき場所は変わります。納得のいく取引にするために、それぞれの特徴を比較表にまとめました。

売却先査定額の高さ手間・スピード特徴
大手買取店中〜高早い(即現金化)プロの査定で安心。キャンペーンも豊富。
フリマアプリ最高遅い(手間あり)希望価格で売れるが、トラブルのリスクも。
公式下取り中〜低非常に楽新端末の購入時に完結。ポイント等で還元。

手軽に即現金化したいなら「大手買取店・家電量販店」

「今日中に現金にしたい」「面倒なやり取りは避けたい」という方には、実店舗を構える専門店が最適です。イオシスやじゃんぱら、ソフマップといった専門店は、iPhoneの市場価値を正確に把握しています。

【メリット】 最大の利点は、その場でプロが検品を行い、数十分〜1時間程度で現金を受け取れるスピード感です。また、多くのショップでは「買取金額アップキャンペーン」を頻繁に実施しています。

【デメリット】 店舗へ足を運ぶ手間がかかるほか、外装の微細な傷に対して厳格な減額基準があります。それでも、プロの専用ソフトでデータを消去してくれる安心感は、専門店ならではの大きな魅力です。

最高値を目指すなら「メルカリ・ヤフオク」

利益を最大化したいなら、メルカリやヤフオク!などのフリマサービス一択です。買取店のような「再販利益」を抜かれないため、相場以上の価格で売れる可能性があります。

特に、最新モデルや限定色、バッテリー最大容量が90%を超えている良質な端末は、出品後すぐに買い手が付くことも珍しくありません。

注意すべきハードル
  • 出品用の写真撮影や説明文の作成
  • 購入希望者からの値下げ交渉への対応
  • 梱包・発送作業の手間
  • 販売手数料(メルカリなら10%)や送料の負担

発送後に「傷が多い」とクレームが入り、トラブルになるリスクもゼロではありません。こうした手間を「高く売るためのコスト」と割り切れる方には、最もおすすめの選択肢です。

一番楽なのは「Apple(キャリア)の下取り」

新機種への買い替えと同時に、最もストレスなく旧端末を処理できるのが「Apple Trade In」や各キャリアの下取りプログラムです。

【メリット】 この方法の良さは、とにかく「迷わない」ことです。新端末の注文時に申し込めば、後日届く返送キットに旧端末を入れて送り返すだけで完了します。

【デメリット】 受け取れるのが現金ではなく、購入代金からの値引きやポイント還元になるのが一般的です。

査定額は専門店より低めですが、画面が割れていても一定額で引き取ってくれる「一律設定」がある場合も。端末の状態(故障など)によっては、逆にお得になるケースも見られます。

よくある質問(FAQ)

iPhoneの売却準備を進める中で、多くのユーザーが抱く疑問をピックアップしました。画面の破損や故障、データ消去の不安など、公式案内だけでは分かりにくい実践的な疑問に答えます。

画面が割れているiPhoneでも売れる?

結論から言うと、画面が割れていても買い取ってもらえる可能性は十分にあります。ただし、査定額は正常な端末と比べて30〜50%程度の減額になることは避けられません。

中古市場には「ジャンク品」という枠組みがあり、部品取りや修理を目的とした専門業者が買い取ってくれるためです。

  • 買取店: 「破損品」として、数千円〜数万円の値がつくことがあります。
  • フリマアプリ: 修理が得意な個人ユーザーが購入するため、店舗より高く売れるケースも目立ちます。

注意したいのは「売るために修理すべきか」という点です。Appleの正規修理には数万円の費用がかかります。修理代以上に査定額が上がることは稀なため、「割れたまま査定に出す」のが最も出費を抑えられる賢い選択です。

電源が入らないiPhoneはどうすればいい?

電源が入らない、あるいは充電に反応しない端末は、一般的な店では買取を断られるケースが大半です。しかし、希少モデルならパーツ単位で価値が認められることもあります。

一番の不安は「内部データが消去できない」点ですよね。電源が入らない以上、自分で初期化はできません。その場合は以下の選択肢を検討してください。

  • 物理的に破壊して処分: 個人情報がどうしても不安な場合、目の前で本体に穴を開けて破壊してくれる廃棄業者に依頼するのが確実です。
  • Appleのリサイクルプログラム: 価値がつかない端末も、Appleが資源として無料で回収しています。

なお、iCloud.comへログインし、「iPhoneを探す」のリストからその端末を削除しておきましょう。万が一、第三者が修理して起動させたとしても、あなたの個人情報にアクセスされるリスクを大幅に下げられます。

初期化したら、別のデバイスのデータも消える?

「古いiPhoneを初期化すると、新しく買ったiPhoneやiPadのデータまで消えそうで怖い」と心配される方がいますが、全く心配ありません。

iPhoneの「すべてのコンテンツと設定を消去」という操作は、あくまでその端末内のデータを消し、アカウントとの紐付けを解くためのものです。

  • 同期: クラウド(iCloud)を介してデータを「共有」している状態。
  • 初期化: その端末という「窓口」を閉じるだけ。クラウド上の本データや他の端末には影響しません。

「iCloudからサインアウト」を済ませてから初期化すれば、端末とクラウドの繋がりは完全に切断されます。他のデバイスに影響が及ぶことは理論上あり得ませんので、安心して進めてください。

まとめ

iPhoneを売る前の準備は、工程が多くて大変そうに感じるかもしれません。しかし、手順を一つずつ丁寧に行えばプライバシーは守られ、査定額アップにもつながります。

今回ご紹介したチェックリストをクリアすることで、減額リスクを最小限に抑え、納得のいく価格で売却できるはずです。

  • バックアップは確実に
  • サインアウトとロック解除は必須
  • 清掃と付属品の準備で第一印象をアップ

これらの手間を惜しまないことが、結果として数千円、数万円の利益となって自分に返ってきます。

無事に売却できれば、その資金で新しいケースを買ったり、便利なアプリを試したりといった楽しみも広がります。この記事が、あなたの快適なデジタルライフの助けになれば幸いです。